| 常磐線の電化や施設老朽化による改修によって昭和34年から昭和42年にかけて大幅な路線変更が行われた区間は主に福島県内であったが、宮城県内での改修が行われた区間が今回紹介する逢隈〜岩沼間である。この改修以外にも目に付かない程度の小改修などは無数にあったとは思うが、鉄廃のポリシーとしてできるだけ痕跡の残るものを紹介するというものがある。それをふまえてもこの区間は仙台圏からのアクセスも容易であり、尚かつ遺構もしっかりしているオススメの区間である。短い区間ではあるがご紹介しよう。 |
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宮城県亘理郡亘理町の国道6号線から、県道52号亘理村田線に入り、現在線の阿武隈川橋梁(正式には濫流橋梁?阿武隈川橋梁はこの次であるが…)の下をくぐるあたりからすでに橋脚跡の遺構が目に入る。すぐに旧線に沿った町道があるのでそこを曲がる。 |
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現在線に並ぶ旧線の橋台。コンクリートに見えるが元々煉瓦のものをコンクリートで補強したものである。 |
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逢隈駅方に向かうと水路を渡る暗渠がある。 |
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保線用の細い脇道を登ると、下郡トンネルの岩沼方である。入り口は閉じているが、中には時々車が通るのか轍がくっきり残っていた。今回は逢隈方のアプローチを見つけられず、他の踏査もあったため引き返す。逢隈方へはこのフェンスを突破するのが最も早いが、有刺鉄線に阻まれる。フェンス脇に人が通れそうな隙間もあるが、要ダイエットである(笑)頭が通れば行ける人ならたぶん通れる。私はもちろん無理であった。他はかなり危険であるが逢隈駅から線路脇を歩くか、途中の農地から行けそうな感じはあったが、ロープを張っていたため見合わせた。この右の藪には微妙な踏み跡が山へ続いているが、山越えをする猛者もいるようだ。最も安全ではあるが。 |
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岩沼方の橋脚があった場所は現在駐車場になっている。橋脚の基礎の痕跡もないようである。橋脚はほぼ現在線の橋脚と並行して置かれていたと思われる。 |
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岩沼方に残る橋台。このあとの橋梁跡は今回は発見できなかった。実はもっと写真があったのだが、残念ながらほとんど「心霊写真」である。(笑)そのうちの一枚をプチ恐怖館にアップしているので、見たい方はどうぞ。ただし責任は負えませんのであしからず…。 |
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この場所は、名無しさんから掲示板の方で教えていただいた場所である。写真は岩沼方向。 旧国道4号の跨道橋の脇からよじ登って、線路脇に立ち撮影。この時の私のスタイルはTシャツ・短パン・サンダル。完全になめきってます(笑)ちゅうか、藪に入るつもり全くなかったし…。結局入るんだけど…。 |
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足にでかい女朗蜘蛛がへばりついてパニック状態でいつのまにかシャッター押してたみたい(笑)だってでかかったんだよ〜(;;)消防の時は平気だったのに、やはり知らないうちに体長3センチの8本足がへばりついているのは体に良くない。 |
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なんかよくわからないですが、中心にコンクリート橋台があります。え、見えない?精神を集中してよーく見てください。あるっていったらあるんです! すんません。枯れ葉の季節に再チャレンジです。だから夏は嫌なんだよぉ…(涙) |
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写真は、旧旧4号線の橋。この旧旧道は、現在の常磐線に分断されている。旧常磐線は橋の下をくぐっていた。 蜘蛛ショックのため、これ以上の踏査は無理…。続きは秋までお待ちを。 |
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ここからは、2005年5月10日の再踏査分になる。写真は旧旧4号線の跨線橋の上から、岩沼駅方向の旧線跡を撮影したものである。写真中央が旧線の築堤跡である。 |
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旧五間堰橋梁の橋台は両岸に残っている。こちらは逢隈側の橋台である。 |
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一見、コンクリートの何の変哲もない橋台だが、よく見るとコンクリートの亀裂から煉瓦がのぞいている。後年補強を受けた物のようだ。 |
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岩沼側の橋台は、季節が変わっても見づらい。笹が生い茂っている為、季節はあまり関係がないようだ。 |
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旧旧4号の跨線橋は、確かに高さが無く電化には支障があったようだ。たとえ蒸気でもギリギリの高さであったようだ。 |
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跨線橋の下には、旧線中唯一バラストが残っている。 |
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跨線橋の上から逢隈側の路盤を撮影してみた。岩沼側に比べ、土地の境界等があまりはっきりとしない。民家が接近しているせいもあるのだろう。 |
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路盤とは関係は無いが、この旧線が発生する要因となった旧旧4号線の跨線橋上。今の片側3車線の国道4号と比べると、同じ国道とは思えない。まぁこちらはヨッキれんさんの専門なので、あまり深い話はできないが…。このように、一般の書籍にも載っていない廃線跡が各地に点在している。あなたの家のそばにも気になる場所はないだろうか?もしあったら、ご一報いただきたい。 END |
