東北の鉄道記念物


 このページでは廃線とは直接関係ないが、鉄道記念物として指定されている物件を紹介していく。また、指定はされていないが重要な物件と思われるものも順次掲載していくのでお楽しみに。


1 ED9121号交流電気機関車(旧ED4521)

2004年6月現在の所在地

宮城県:東北本線利府駅構内北側特別留置線

 写真の右側の車両が、仙山線に於いて日本初の交流電化試験を行うにあたり、ED4521号機関車として製造された世界初の商用周波数交流50ヘルツ機関車の試作車両ED9121号。僚機のED9111号(旧ED4511)は隣接の森郷児童公園内に展示されているが、どちらかが長町機関区に、もう一方は仙山線作並駅に移動される予定である。尚、同地点には6両の電気機関車1号機が集結しているが、修復後に落書きや破壊行為によりこれからの移動や再修理の予定は不明である。
 この場所にはもう一両、指定記念物になっているED711号(水銀整流器型試作機)もあるが、やはり被害を受け現在ブルーシートを被っており姿を見ることはできない。後に福島機関区に移動されると思われる。

追記:2006年時点では、全車再塗装され東北新幹線仙台車両基地内に移動、展示されている。


2 交流電化発祥地記念碑

所在地

宮城県仙台市 JR仙山線作並駅下りホーム(作並駅改札口脇)

 日本初の交流電化試験は仙山線の仙台〜作並間で行われた。それを記念して、旧作並機関区長遠藤四郎氏が休日を利用して記念碑を自作し機関区事務室前に建立したものを、作並機関区の廃止により現在の位置に移動されたものである。いずれはED9121号機かED9111号とともに作並駅の鉄道遺構として展示されることとなろう。


3 仙山隧道殉職碑

所在地 
宮城県仙台市青葉区  山形県山形市 JR仙山線仙山隧道東西入口


 仙山隧道は面白山隧道と称したが、完成と共に仙山隧道と改称した。その工事は困難を極め、殉職者6名を出した。この慰霊碑として建立されたものである。写真は仙台側の慰霊碑であるが、山形側は面白山高原駅構内が出入り口となるため訪れるのは容易い。しかし、仙台側はそこに至るルートは新川林道軌道跡のみとなるため困難を極める。


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