南部縦貫鉄道 その2 七戸〜野辺地 青森県 2005.6.1踏査

 続いて、盛田牧場の中を抜けて営農大学校へ至る路盤跡を紹介する。この区間は、下の地図を見ればお分かりいただけると思うが、東北新幹線の予定地とクロスする区間でもある。

 



 盛田牧場の中を抜ける廃線跡は、牧場の中とは言ってもなだらかな牧草地ではなく山林の中を抜けている。路盤のみを残してその痕跡はほとんど無く、路盤の脇に積み上げられた枕木だけが鉄道の存在を物語る。














 一度迂回し、国道394号線と廃線跡がクロスする地点へ向かう。この場所が盛田牧場前駅があった場所である。現在はホームの痕跡は無く、駅跡とは思えなくなっている。
















 駅を表す唯一の物証である出発信号だけが一本、ぽつりと佇んでいた。


















 この看板も有名だが、南部縦貫鉄道が記された案内看板。全く痛みが無く、つい最近作られたような不思議な看板だ。まるでレールバスが未だに現役のような錯覚に襲われる。

















 こちらも現役時代に建てられた看板。何か特殊な加工でも施しているのであろうか?やはり新しく見える。
















 ほんのこの前まで踏切の跡がはっきり残っていたはずであるが、道路が舗装されてしまい、痕跡は消えてしまった。路盤の跡だけが、森の中へと続いていく。
















 森の中にも信号機がぽつりと残る。が、不思議な位置。構内信号だろうか?




















 途中からかなり大きな築堤になる。写真ではよく見えないが、奥の方で新幹線の工事をしているのがわかる。















 現在の営農大学校前駅の跡は、路盤そのものが新幹線の工事用道路になってしまい、その痕跡はない。ちなみにここには警備員がいる。
















 この先しばらく、国道4号線に沿ってこのような路盤跡が続いている。
 もし新幹線開業が間に合ったなら、きっとこの駅が接続駅になったであろう。が、沿線人口を考えれば果たしてどれほどの利用者があったかは疑問が残るのだが。













 大学の門という目立つ場所にありながらなぜか残った踏切注意の標識。撤去しないのも、南部縦貫鉄道への愛着であろうか。(そんなものじゃないとは思うが)







 その2 終わり
 その3へ続く。

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