塩釜線 後編 宮城県 2001.6.13踏査 2004.5.9再踏査

西塩釜駅付近

仙石線西塩釜駅の跨線橋部。
このような感じの路盤が本塩釜手前まで続く。
数百メートルほどいったところで、路盤の跡は駐車場や仙石線の高架等に転用されてる。
同地点の陸前山王駅方向を向いて撮った写真。


本塩釜〜埠頭方向へ

 仙山線本塩釜駅の高架下には、かつての塩竃駅(塩釜港駅)のホームが残っている。
 塩竃駅を出た後、広い留置線があった場所へ出る。現在は駐車場になっているが、観光期の臨時のものらしい。魚市場への線路はちょうど写真の左端の辺りを通って分岐していた。
 本塩釜駅を過ぎると民家の間を抜ける未舗装の生活道路として国道45にそって塩釜埠頭へと廃線跡は続く。
 写真は港寄りから本塩釜駅を向いたもの。
 国道が南に折れて直進すると県道11号に変わる地点から写真のような遊歩道に転用されている。
 塩竃線の廃線跡で最も明確に転用がわかる場所である。


貞山運河〜塩釜埠頭

先ほどの遊歩道は貞山堀を渡る部分で途切れるが、貞山堀を渡っていた可動橋の遺構である。
 道路橋の欄干に可動橋のあった事を示すプレートが設置されている。全国的にも珍しい昇開式可動橋であったとある。
 可動橋を過ぎた後、廃線跡は各仕分け線へと分岐していくが、路面のアスファルトを見ると、そこに踏切があったことがわかる箇所が2カ所ある。
 写真の箇所は塩竃埠頭駅へと南へカーブしていく地点になる。
この後石油会社の中を通り、廃線跡は終わる。
 尚、塩釜埠頭駅は駅としての形態はもたず、仕分け線的要素が強かった為、レールが外されてしまうと遺構は少なかった。
 石油基地の中へ続く廃線跡。これ以上は、このご時世「テロ警戒中」とのことで、カメラを持っていると警備員の熱い視線が集中するので退散(汗)


塩竃魚市場線

 こちらはもう一つの支線、塩竃魚市場への支線の跡である。
 ほぼ国道45号線に沿って残る細長い空き地がそうであるが、大部分は仙石線高架の用地に転用されている。塩竃駅(現高架駅の本塩釜)を出た後に小さな川を渡る橋台が残る。
 仙山線は東塩釜駅の手前でそれていき、魚市場線の路盤跡だけが国道に沿って北上する。
 魚市場に入る直前の切り通しである。写真は市場から45号線方向に向かって撮影している。
この切り通しを抜けたところで線路は分岐し、2本に分かれて魚市場内に入場していた。
 現在の塩釜魚市場。写真中央奥に向かって線路は引いてあった。貨車が横付けされたであろうホームが残っている。

 END